運命のカレー

自然主義なところがあるので、「身体の声を聞く」みたいなからだ巡り茶的な意識になることが度々あります。

最近異常なまでに「カレー」を食べたくなります。これは身体がカレーの何かを欲しているからでしょう。

「何食べたい?」って聞かれたら少し考えるフリをした後、「カレーかなあ」と言っています。本当はカレーで決まっているのですが、天邪鬼が出ちゃいます。カレーって言いたくないんです。カレー好きに怒られそうですが、いつもカレーばっかり食べたがっていると、なんかどんくさい感じがするんです。黄レンジャーのせいでしょうね。

自己嫌悪に陥ったのは、同部署の方たち6人が、ささやかな歓迎の意味を込めてランチに誘ってくれたときに、「カレー」って言ってしまったことです。必死であらゆる手を尽くして近所の6人入れるカレー屋さんを探してくれました。でも、やっぱりそんな都合よくカレー屋さんがあるわけがなく、「ごめんね。カレー屋さん探したんだけど、なくて···カレーも食べられるところにしたよ」って近所のホテルのランチビュッフェに招待してくれました。この時ばかりは両手で皿を持ち、そのまま自分の頭で皿を割りたい気持ちになりました。そして赤いルーを流しながら「うーんごめんなさい!めんどくさいこと言った僕にはちょうどいい激辛!」とか言って場を収めたかったですが、お店の人に血を掃除させるのも悪いのでやめました。

なんにせよ、そのくらいカレーを食べたいのです。ただ、不思議なことに、食べてないわけではないのです。一人の時に何度となくカレーを食べています。インド人が経営しているナンタイプのカレーも食べたし、それこそココイチに行きました。でも、なぜかカレー満足が得られないんです。食べても食べてもなんかこのカレーじゃないってなるんです。これは怖いですよ。どこのカレーを食べればいいのか?満足を得るまでカレーを求めさまよい歩くことになります。

 

そして福岡のあらゆるカレーを食べ尽くしても、何故か収まらないカレー欲。

そんな中、偶然たまたまいい感じになった女の子と付き合うことになる僕。そして、その子が初めて作ってくれた手料理がカレー。そのカレーを食べた僕は涙を流しこう言うのです。

 

「FOUND」

 

ロマンティックファイネスト K·O!!!

 

はぁ。書くことねーんだこれが。

 

おやすみなさい